ウェルネスバレーの介護施設で排尿検知システム実証事業を開始します
令和6(2024)年12月17日発表のプレスリリースです。
ウェルネスバレーとヘルスケア関連企業をつなぐワンストップ窓口事業から実現!
大府市は、ウェルネスバレー関係機関と市内外のものづくり企業をワンストップで支援するワンストップ窓口事業から誕生した、「排尿検知システム実証事業」を開始します。
市に、SUMINOE株式会社(大阪府大阪市)から、同社が試作開発した排尿検知システムについて「実際の介護現場でこのシステムが適切に機能するかどうかを確認するとともに、介護職員から運用上の改善点を把握したい」との相談があり、市がウェルネスバレーの介護施設に照会したところ、介護老人保健施設ルミナス大府および介護老人保健施設相生から参加の意向があり、実証事業を開始することになりました。
この実証事業の実施により、介護施設におけるおむつ着用者のQOL向上、介護者のおむつ交換に係る負担軽減に資する技術の確立が期待されます。
「排尿検知システム実証事業」の概要
- 実証施設および実証期間
- 介護老人保健施設ルミナス大府(大府市半月町3-290)
事業主体:社会福祉法人仁至会
実証期間:令和7年1月下旬頃
介護老人保健施設相生(東浦町大字緒川字東米田16)
事業主体:社会福祉法人愛光園
実証期間:令和6年12月18日(水曜)・20日(金曜) - 事業概要
- 実証施設において日常的におむつを着用している被介護者数名を対象に、おむつ内に排尿検知システムの子機に繋いだ布センサを入れ、システムが正しく排尿を検知するかどうかを実際の排尿記録と突き合わせることで検証します。また、布センサの取り付け、取り外しなどの運用上の課題を把握し、システムの改善点の検討を行います。
- 開発企業
- SUMINOE株式会社(大阪府大阪市中央区南船場3-11-20)
- 事業内容
- インテリア製品、自動車車両内装材製品、機能性資材製品の製造・販売など
- 市の関与
-
- 実証に先立つ企業、施設間における複数回にわたるミーティングのアレンジ・参加(対面、オンライン)・伴走支援
- 実証事業の普及啓発
ウェルネスバレーおよびワンストップ窓口事業の概要
大府市と東浦町では、あいち健康の森とその周辺地区を「ウェルネスバレー」と名付け、健康長寿の一大拠点を目指して、ウェルネスバレー関係機関と産業界、行政、大学などが連携し、健康づくり、医療、福祉、農と食、新産業育成などに取り組んでいます。
健康長寿の一大拠点を目指すウェルネスバレーには、介護ロボットの開発・実証・普及に取り組む国立長寿医療研究センター健康長寿支援ロボットセンターや、あいちサービスロボット実用化センターが立地されており、医療福祉現場の課題解決やヘルスケア産業振興、スタートアップとの連携に取り組んでいます。
ワンストップ窓口事業は、こうした集積の強みを活かし、ヘルスケア関連企業などから実証先の相談があった場合、ウェルネスバレー関係機関をワンストップ窓口でつなぐ事業です。
プレスリリースに掲載された内容およびお問い合わせ先は発表現在のものです。その後、予告なしに変更される場合がありますのでご了承ください。
このページに関するお問い合わせ
産業振興部 商工業ウェルネスバレー推進課
電話:0562-45-6227
ファクス:0562-47-7320
産業振興部 商工業ウェルネスバレー推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。