マンションの防災について

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ページ番号1035953  更新日 2025年6月19日

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大地震が発生すると、マンションなどの高層建築物は、家具の転倒、エレベーターの停止など、戸建て住宅とは異なった被害が予想されるため、日ごろから災害への備えを進めましょう。

大きな揺れに備える

マンションなどの高層建築物は、長周期地震動により、大きく長時間揺れ続けることがあります。揺れにより、室内の家具が転倒・移動することで負傷したり、通路を塞がれ逃げられなくなる恐れがあります。

事前にL型金具等で家具を固定する、背の低い家具にする、寝る場所や扉付近に倒れない配置をするなどの対策をしましょう。

窓や家具のガラス扉には、飛散防止フィルムを貼りましょう。

停電に備える

停電すると、給水を電動ポンプで行っているマンションは断水するほか、エレベーターは停止してしまいます。地上への往復は階段を使用する必要があり、水や食料等を運ぶことが困難となります。

食料や水等は、戸建て住宅よりも多めに備蓄しましょう。

出口を確保する

大きな揺れにより、玄関のドアや窓が開かなくなることがあります。マンションは戸建て住宅に比べて脱出経路が少ないため、共用部分の通路や、ベランダの蹴破り戸・避難はしご等を確認しておきましょう。

トイレを備える

断水したり、下水設備が破損したりするとトイレは使用できません。下水設備が破損した状態でトイレを使用すると、下層階のトイレから逆流する可能性があります。

設備の安全が確認できるまでは、携帯用トイレや簡易トイレ等を使用しましょう。

自主防災体制を設立する

マンション管理組合等を通して自主防災体制を設立し、地域の自主防災会等と連携して災害に備えましょう。

大規模災害が発生した際の、住民の安否確認の方法や役割等を確立し、防災訓練を実施しましょう。

復旧する

管理組合の決議で復旧委員会等を立ち上げ、復旧計画の作成と居住者の合意形成を行いましょう。

マンションの管理会社や建築士を交え、マンションの被害状況を調査し、各居住者の合意形成のもと、復旧計画や資金計画を決定し、修繕や工事を実施しましょう。

また、災害時には窃盗被害が発生する恐れがあるため、防犯の見回りを行いましょう。

日常から点検する

平時から建物、敷地内、設備の点検や確認を行い、災害に備えましょう。

  • 防災・防火設備の動作確認をする
  • 消火器の確認をする
  • エレベーター会社に、地震発生後の動きと復旧方法について確認をする
  • 災害時の受水槽の使用方法を確認する

このページに関するお問い合わせ

市民協働部 危機管理課
電話:0562-45-6320
ファクス:0562-47-7320
市民協働部 危機管理課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。