岩手県遠野市の紹介
交流の経緯
遠野市と大府市は平成20年2月1日に大規模災害時における相互応援に関する協定を締結しました。その後、物産や文化、スポーツなどを通じて、両市の交流が深まってきたのを機に、平成22年10月1日に遠野市にある市民センター大ホールにて、大府市と遠野市との友好都市提携を結びました。
主な交流
小学生による交流
毎年、本市の小学生20名が遠野市を訪問し、遠野市の文化や伝統に触れる体験や遠野市の小学生との交流を行っています。
大倉公園の茅葺門・カッパ像
平成21年、職業法人遠野市職業訓練協会の協力で本市の大倉公園茅葺門の葺き替え工事を行い、引き渡し式にて遠野市より園内のひょうたん池に母子カッパ像が寄贈されました。平成26年に屋根材の一部葺き替えを行ったのち、令和元年には一般社団法人遠野かやぶき保存協会の協力を得て全面葺き替えを行いました。葺き替えが完了した茅葺門の披露に合わせて遠野市からの父カッパ像を受贈し、母子カッパ像の隣に設置しました。
絵本の販売
令和元年度、このカッパ像をモチーフにした絵本「大倉公園のカッパ」を大府市歴史民俗資料館が作成しました。完成した絵本は市内公共施設に設置するほか、一般向けに歴史民俗資料館及びKURUTOおおぶにて販売も行っております。また、おおぶ文化交流の杜図書館でも貸し出しをしています。大倉公園と「大倉公園のカッパ」の絵本について詳しくは以下のページをご覧ください。
物産展での交流
本市の産業文化まつりに遠野市のブース出展を依頼し、観光物産品を販売いただいています。また、遠野市の産業まつりに本市のブースを出展し、本市の物産を販売しています。
遠野市の概要
遠野市は、岩手県を縦断する北上高地の中南部に位置し、内陸と沿岸を結ぶ交通・産業の要所で、標高1,917メートルの早池峰山を最高峰とする標高300メートル~700メートルに高原群が周囲を取り囲み、市域の中央部にある遠野盆地に市街地を形成しています。「永遠の日本のふるさと」とも表現される、どこか懐かしい風景が広がります。
内陸と沿岸を結ぶ流通の拠点として栄えていた遠野市には古くから数多くの民話が語り継がれてきました。遠野出身の佐々木喜善がふるさとの伝承を柳田國男に話して聞かせたことで形となった「遠野物語」は、平成22年に発刊100周年を迎えました。民俗学として、文学として、現在に至るまで読み継がれています。
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市民協働部 文化交流課
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