下水道使用料の改定
下水道使用料の改定
2025(令和7)年4月1日から下水道使用料を改定します。
日頃から大府市の下水道事業にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
下水道事業の経営の健全化を図るため、2022(令和4)年10月1日から約9%(平均改定率)、2025(令和7)年4月1日から約11%(平均改定率)の2段階で下水道使用料を改定する議案が、2021(令和3)年12月議会において可決されました。
下水道を使用されるみなさまにはご負担をおかけすることとなりますが、財政基盤の強化による、長期的に安定した下水道サービスを提供するため、ご理解をお願いします。
改定後の下水道使用料体系
排出量が多くなるにつれて1立方メートルあたりの従量使用料(単価)が上がる使用料体系です。
一般用(1カ月分・税抜き)
排出量 |
現行使用料 |
改定後使用料 |
|
---|---|---|---|
基本使用料 |
ー |
750円 |
800円 |
従量使用料 (1立方メートルにつき) |
10立方メートルまで |
5円 |
10円 |
11立方メートルから30立方メートルまで |
85円 |
95円 |
|
31立方メートルから50立方メートルまで |
100円 |
110円 |
|
51立方メートルから100立方メートルまで |
115円 |
125円 |
|
101立方メートルから500立方メートルまで |
130円 |
145円 |
|
501立方メートル以上 |
160円 |
175円 |
公衆浴場用(1カ月分・税抜き)
|
排出量 |
現行使用料 |
改定後使用料 |
---|---|---|---|
基本使用料 |
ー |
375円 |
400円 |
従量使用料(1立方メートルにつき) |
ー |
一般用で算出した2分の1 |
臨時用(1カ月分・税抜き)
|
排出量 |
現行使用料 |
改定後使用料 |
---|---|---|---|
使用料(1立方メートルにつき) |
ー |
210円 |
230円 |
下水道使用料の計算方法
・2025(令和7)年4月1日以降の使用分から、改定後の下水道使用料を適用します。
・使用期間が2025(令和7)年4月1日をまたぐ場合は、3月31日までは現行の使用料で、4月1日からは改定後の使用料で日割り計算をします。
改定後の下水道使用料の早見表
-
下水道使用料早見表(2025(令和7)年4月適用) (PDF 257.4KB)
-
水道料金・下水道使用料早見表(13ミリメートル、20ミリメートル)(2025(令和7)年4月適用) (PDF 65.9KB)
改定による影響額
2カ月当たりの金額(税込み)
排出量 |
20立方メートル |
40立方メートル |
60立方メートル |
500立方メートル |
1000立方メートル |
---|---|---|---|---|---|
現行使用料 |
1,760円 |
3,630円 |
5,500円 |
65,450円 |
136,950円 |
改定後使用料 |
1,980円 |
4,070円 |
6,160円 |
72,600円 |
152,350円 |
現行との差額 |
+220円 |
+440円 |
+660円 |
+7,150円 |
+15,400円 |
・一般家庭の平均排出量(2カ月あたり60立方メートル)の場合、改定による影響額は+660円となります。
下水道使用料改定による効果
下水道は、皆さんの家庭や事業所から出る汚水を汚水管に流し、下水処理場できれいな水にして川や海に放流し、大切な水環境を守っています。この汚水管や処理場の維持管理費などの汚水処理費については、下水道使用者が使用料を支払うことで賄うべきものとされています。
大府市の下水道は、汚水処理費に対し、下水道使用料が不足し、不足分を税金で賄っている状況が続いていました(下図上段)。2022(令和4)年10月の1段階目の使用料改定により、不足分は減少していますが、税金で賄っているのが現状です(下図中段)。次の2025(令和7)年4月の2段階目の改定により、使用料の不足分はさらに減少する見込みです(下図下段)。
経営健全化の取組
(1)費用の削減、収入の維持向上に努めています
下水道事業にかかる経費を減らすため、中長期計画の定期的な見直しによる工事費用の平準化、国県補助対象事業の活用、地方債残高の削減を進め、下水道未接続家屋への普及推進活動や下水道使用料収納率の維持向上に努め、下水道使用料収入の増加を図ります。
(2)広報活動の充実を図り、下水道事業の取組を積極的に発信していきます
下水道の仕組みや下水道使用料の使い道、下水道の経営状況や取組などを、多くの方に情報が届くような媒体(SNS、広報おおぶ、ウェブサイト等)を使用し、分かりやすい内容での情報発信に努めます。
改定に関するQ&A
Q1 下水道使用料は何に使われているのですか?
A1 家庭や事業所から出る汚水を処理するための費用や、下水道やポンプ施設などの維持管理費用と建設に要した借入金を返済するための費用に使われています。
Q2 下水道使用料はどのようにして決まりましたか?
A2 2020(令和2)年度に4回開催した、有識者や市民の公募委員などで構成される「大府市公共下水道事業経営検討委員会」と、2021(令和3)年度に3回開催した、経営・財務マネジメント強化事業会議(国と地方公共団体金融機構による課題解決事業)において、適切な下水道使用料を含む公共下水道事業の経営の健全化に関する検討を行いました。その結果に基づき、下水道条例の改正(下水道使用料の改定)について、議会の議決を経て決定しました。
Q3 下水道使用料が値上げされると水道料金も値上げされますか?
A3 下水道使用料のみを改定いたしますので、今回は水道料金の改定はありません。
今後も引き続き、サービス向上や徹底した経費の削減や効率化に取り組み、公営企業としての健全経営に努めてまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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このページに関するお問い合わせ
水道部 水道経営課
水道業務料金係・下水道経営係 電話:0562-45-6238
ファクス:0562-45-5185
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